2026.01.28 メルマガ

D&Dの不動産メルマガ【2026年1月号】相続不動産の売却に「不動産オークション」を利用するメリット

2026年1月、早々に相続不動産の不動産オークションを3件実施いたしました。昨年からご相談を頂き、当社の高値追求をするための「UpSystem」というプロトコルに則って営業活動を進めていた案件で、複数の有力な買主が揃ったために「価格決定の場」であるオークション「UpAuction」が有効であると判断し、ご提案のうえ採用頂きました。

今回は、不動産オークションを活用頂くメリットについてご紹介いたします。

1.公平であること
相続では、相続人が一人ではなく複数であることが多く、それぞれの思いや考え方が異なることから、とりわけ評価が難しく分けにくい不動産の取り扱いについては、トラブルの原因となりやすいものです。
不動産を売却によって換価する目的で問題になりやすいのは、「どこに依頼するか」です。しかしながら一致する目的があります。それは、「高く売れること」。
有力な購入候補者が全員参加でき、競争原理によって高値売却を追求できる「価格決定の場」である不動産オークションの公平性は、複数の相続人全員から受け入れられやすい仕組みです。
これまで約20年の不動産オークション実績を積み上げてきた中では、必ずしも仲良しではない複数相続人の不動産についても売却のお手伝いをさせて頂きました。

2.秘匿性が高いこと
相続不動産は、ただ「高く売れれば良い」ものではなく、情報の管理についても重要になります。(地元の大地主・名士が多い)相続人の皆様から多く頂くご要望は、「親族や近隣知人等に、売却について知られたくない」というものです。
当社の不動産オークション「UpAuction」では、対象物件の情報を考えなしにばら撒いて買主を集めるわけではありません。当社独自の「UpSystem(*)」に基づいて対象不動産の最適利用について吟味し、綿密なマーケティングを行い、有力な購入候補者リストを作成し、購買意欲を高める情報提供を行うといった「戦略的」に営業活動を行うため、関係者と購入候補者以外に売却をする事実、時期や価格について知られることがなく高値売却を追求できます。

3.スケジュールが読みやすいこと
相続税には、納税期限があります。不動産が高く売れるのはいいが、「いつ売れるかわからない」では困ることになります。
不動産の売却では、様々な要因(例:生産緑地、確定測量による境界整備、埋蔵文化財、賃借人の存在等)が存在していることが多く、短期で進められるケースは非常に少なく、相続人にとって「間に合うのか、間に合わないのか」はとても気になる問題の一つです。
当社の「UpSystem」では、ご相談を頂く段階から対象不動産の売却成立までのスケジュールをご案内し、営業活動のプロセスも共有させて頂きながら取り組みます。当然、スケジュール通りに進む場合と、途中で様々な要因から長引いてしまうこともありますが、早期にその原因・内容を共有致しますので、次善策を講じることが可能です。

4.わかりやすいこと
とかく「不動産は難しい」と言われがちですが、相談段階からプロセスの共有、オークションの開催から結果に至るまで関係者に開示することで、透明性が高く、納得頂ける不動産取引を実現しています。


【事例紹介】
・開催日:2026年1月15日
・オークション方式:競り上げ式オークション
・対象物件:相続不動産
・購入候補者:「戸建分譲事業者」「投資用収益アパート開発事業者」112社
・状況:8社が当初提示した最高値は1億1000万円で横並びに。8社を招待し、1億1000万円をスタート価格とした「競り上げ式オークション」を実施。
・結果:最終的に1億6010万円まで価格が上がり競り上げ率45.5%となりました。

(執筆者)デューデリ&ディール 風間 輝幸