『第2回、寄稿分(相続した古家の売却について)』
核家族化、少子高齢化が進んで「住宅」の取引形態にこれまでも影響を与えてきましたが、昨今は「古家」の売却が相続時の不動産売却の典型例として増加しているように感じます。相続人が被相続人(父母)から過去、一家で住んでいた「昔の自宅」を相続するものの、自分達には既に別の場所に現在の自宅があるために、この「昔の自宅」は不要で売却するケースです。以前なら長男さんが同居、等で「昔の自宅」は誰かが使い続けたケースが多かったのかもしれませんが、核家族化によりこのケースは相当減少しているでしょう。今回は相続した空家の売却を進めるためのプロセスを時系列で挙げてみたいと思います。