<第1回>
●不動産オークションについて
初回は弊社のメインの業務である「不動産オークション」について
美術品や不動産のような同じものが二つとないものは、価値がわか
つけにくいものです。一般的な不動産取引は、売買仲介会社の価格
金額を決めて媒介契約を締結し、この金額での購入者が出てくれば
になることが多いかと思います。
弊社では不動産価格というものは購入検討者の購入意欲によってバ
と考えているため、「不動産オークション」の手法を用いることで
者が考える最高の条件を出してもらい、その中で最も良い条件(基
高い価格)を提示した購入検討者に売却する」ことを追求していま
弊社は、この売却手法が不動産取引のIT化に伴って広範に普及し
おり、最高の条件での売却を実現させることで、売主様のお役に立
考えております。
*(戸建住宅やマンション1戸のように画一性が強く、ある程度相
そこで形成された価格が公開されているような不動産を除く)
【一般的な不動産売買の特徴及びメリット、デメリット】
(特徴)
・不動産仲介業者による価格査定に基づき、売却金額を決める。
・売買条件は具体的な買主が出てきてから個別に決めていくことが
(メリット)
・近隣相場を知っている不動産仲介業者に売却価格設定を決めても
(デメリット)
・媒介契約を締結して最初から金額を決めてしまうと、それより売
ことはない。
・価格査定をする不動産仲介業者の経験値に頼るところが大きい。
【不動産オークションの特徴及びメリット、デメリット】
(特徴)
・価格査定は行うが、この金額は最低売却価格を決めるための参考
営業活動を行う前に不動産のデューデリジェンス(精査)を行って
潜在価値を事前に把握する。
・不動産オークションを行う前に、デューデリジェンスの結果を踏
条件を確定させ、買主に金額の多寡で競ってもらう前提条件を整え
(メリット)
・査定価格は目安であり、売主様は不動産オークションにより最も
(基本的には、最も高い価格)を提示した買主へ売却できる。
⇒弊社の不動産オークションのスタート価格の高低で実際の売却金
られてしまうわけではない。
(デメリット)
・複数の購入検討先がいないと、市場原理が働かないため開催でき
(最低2名以上の購入検討者がいる事が前提となる)
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
これまでの不動産売買は、不動産仲介会社の属人的な営業力を中心
多かったかもしれません。昨今は、不動産の売買情報・賃貸情報を
においてIT化が推進されつつあります。
弊社としましても、買主探索からオークションの開催まで、様々な
活用により効果的に行えることが多くなりました。
弊社は今後もオークションの推進に努めてまいりますのでよろしく
全国賃貸住宅新聞社発行の「家主と地主」2018年10月号にて
慶應義塾大学経済学部の坂井豊貴教授より「不動産オークション」
インのオークション理論の観点から平易な説明をさせていただいて
ご興味あればこちらの方も是非ご参照ください。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
お問い合わせ:株式会社デューデリ&ディール
(HPはこちらhttp://dd-d.jp/corporat
ご連絡先は以下
【東京事務所】
〒100-0006 東京都千代田区有楽町1-7-1 有楽町電気ビル南館15階
TEL:03-6273-4275
【大阪事務所】
〒530-0047 大阪市北区西天満6-3-16 梅田ステートビル11階
TEL:06-6755-4901