2019.11.26 メルマガ

D&Dの不動産メルマガ 第14回【オークション事例①(関西、更地)】

今月と来月で、東京、大阪で弊社が実際に開催をした競り上がり式オークション事例をご紹介させていただきます。
購入検討者が複数存在し、価格競争が行われる条件が整う物件はオークションによる売却が最適です。

(取組事例の背景)
・相続を受けた旧の自宅の売却依頼。数年保有していたが、遠方に居住している事や、賃借人との対応、雑草の処理等管理の手間を
考慮し、売却する事となった。
・対象地は東大阪市に所在し、JRの新線が近年開通した事もあり、人気上昇中のエリア。
・駐車場敷地はおよそ2宅地分であり、戸建分譲用地としての使用が最有効使用と考えられ、戸建事業者を対象とした競り上がり式の
不動産オークションを提案。

(売却前提条件)
・土地(地中含む)の瑕疵担保責任を免責とする。
・駐車場の解約を引渡し時までに行う事 ⇒ 弊社で手配
・対象地の一角は周辺住民の為のごみ置場となっており、買主には事前に理解頂く事
⇒弊社にて役所、自治会に確認を取り、個別集配に切り替える事を確認。

(戸建事業者への営業)
・対象地周辺の売買事例等より、土地の相場価格は2,500~3,000万円程度と試算。
・対象地近隣で戸建分譲開発の実績を有する事業者約70社を選定し、個別に案件紹介。
・競り上がり式オークション参加者の見極めの為、買取価格3,000万円以上でも検討可能な先を抽出し、結果5社が3,000万円以上でも
購入意向がある事を確認。オークションによる競り上げが期待出来る為、所有者様へ改めて説明のうえ開催を決定。

(不動産オークション)
・オークションのスタート価格は3,000万円。当日の10~17時までを入札期間とし、インターネット上にてオークションを開催。
・スタート~16時半頃まで値動きは穏やかであったが、締切時間間際に複数社による入札が重なる。最終的に2社の交互の入札により
価格は競り上がり、最終の落札金額は3,510万円と当初の査定値を大幅に超える価格となった。

(落札業者のコメント)
・戸建を販売する際、土地で利益を計上する事は困難と思われるくらい、高額での買取となった。
※建物に利益を乗せて販売する事で全体の収支を調整。

最高値の業者からコメントのような水準の金額まで引き出せることがオークションの強みです。