不動産会社の特徴について
不動産業務は分野が広く、業務内容をよく聞かないと強みのある分野とそうでない分野がわかりません。
医師や弁護士、税理士にも専門分野があり、全ての分野に精通している訳ではないのと似ています。
弊社は不動産オークションという売却手法で、不動産の高値売却を強みにしていますが、営業力が強いと
いうより、物件の詳細調査や高値売却を妨げる要因の問題解決に強みがある、コンサルティングがメイン
と考えています。しかし、以下の通り、不動産業務には様々な分野があり、弊社は不得意な分野はその分野
で強みを持つ会社のサポートをお願いしています。
① 不動産賃貸会社（大家業）
・貸家業だけで宅建免許を持っていない会社もる。
・賃貸収入がベースなので、自社所有物件のテナント募集に関心が高い
・基本的に大家業なので、他社の管理、仲介、コンサル等のサポート業務はしない。
② 不動産管理会社
・不動産オーナーには近い存在。管理報酬を固定収入としており、売買、賃貸の仲介は本業ではない。
・テナント管理、建物修繕等、日常の管理業務に相当の時間を割いている。
・建物管理の効率性(コストカット、テナント募集)以外の業務に時間が取れない傾向。
③ 賃貸仲介会社
・不動産オーナー、や管理会社からの依頼でテナント付け（賃貸仲介営業）をする。
・住宅は駅前店舗が典型例で取引件数が多い。事務所、店舗等は専門性が高く取扱う業者の数が少ない。
④ 売買仲介会社
・不動産オーナーから依頼を受けて不動産売買（仲介）をする会社
・住宅売買は件数が多く、大手仲介業者から、駅前店舗等、地場に密着している会社まで多数。
・事業用不動産（土地、建物付き売買、投資用物件）は、主に法人が購入するような大規模な不動産で、
買主がプロなので住宅に比べると詳細な調査を求められることが多い。
④ 不動産売買会社（住宅開発会社、不動産投資会社）
・自社で不動産を投資用に購入（賃貸運用、転売対象）する会社。自社で不動産所有者への買取営業を
している会社もあるが、購入物件は仲介者から紹介を受けていることが多い。
・住宅開発会社（戸建事業者、マンションデベロッパー）と、不動産投資会社（投資用物件の買取転売、
転売益が取れる各種不動産の買取、加工後の卸再販）に大きく分かれるが、同じ不動産売買でも物件
による得意、不得意は会社によりかなり異なる。
・不動産の売買当事者そのものなので、市況を最もつかんでいる。
＊弊社はこれらの会社と幅広く取引をしています。
不動産会社を選ぶときは、目的に合わせて選ぶことをお勧めします。
もしもご不明であれば弊社までお問い合わせください。ご納得いただけるまでご説明いたします。
以 上
